うまく貼れましたので、レポートを送らせて頂きます。
【壁紙貼りをしてみようと思ったきっかけ】
うちは山梨県でペンションをやっております。建てて23年が過ぎ、今まで何とかメンテナンスしてきた客室の壁紙もシミが浮いてきたりで、古さを隠せなくなってきました。業者さんに入ってもらって張り替えてもらうのが一番なのですが、その予算もなく、暇だけある身、それなら自分たちで貼ろうかと思い始めました。最初から客室に手をつける自信がないので、とりあえず、一番ひどさの目立つ洗面所のアクセントにしている壁紙を張り替えてみようというのが今回の挑戦です。
【BEFORE…こんな状態でした】
(一番右の画像をクリックするとBIFORE・AFTER画像をご覧いただけます。)
水のかかる部分の変色がひどくみっともない状態でした。
【古い壁紙をはがし始めました】
1. 頂いた説明書にあったように手がかりを作ってはがそうと思いましたが、劣化
が激しく、全くはがれてこない。無理にはがすと下の石膏ボードが露出してしまう状
態となり、1時間後、15センチ四方で2か所むき出しはがしをして、これではいけ
ないと断念。
2. 壁紙全体に霧吹きで水をかけてみると、紙のようにどんどん水を吸収して色が
変わっていく。それをスクレーパーでこそげると、ようやく表面だけはがすことがで
きた。
3. 埒が明かないので、指でこすると多少の手がかりができた。
4. そっと引っ張ると幅7ミリ、長さ5センチずつ位ではがせるようになった。
そのあと、手のひらでこすってみたり、引っ張ったり、悪戦苦
闘。4時間ずつ2日間でようやくはがし終わった。見よこのぼろぼろのゴミの山。
5. ちゃんとパテを塗り、サンドペーパーをかけ、下地作り終了。(左の画像)
【いよいよ、貼り始めました】
1.1枚目を何とか貼って、2枚目に。ここで明らかに柄の重ね方が不足しているの
に向こうを刷毛でのばしながら貼り付けている。(中央の拡大画像の左)このあと全部
はがして重ねなおしをした。
2.何とか修復して、3枚目はスムーズに貼れた。(中央の画像)
3.端のカットも終わってジョイントコークも周囲に塗って、
できたできた!
【完成!】
鏡、ブラケット、コンセントをとりつけて、見違えるようにきれいになった洗面所の
完成。(右の画像)
【感想】
おかげさまで何とかできました。古い壁紙をはがす時、あまりにも劣化がひどく、紙のように水を吸収してぼろぼろになるので、この壁紙自体がビニールコーティングの壁紙ではなく、紙ではないか。
それでは、これは剥がさずそのまま貼れるのではないか、と思わず問い合わせの電話をしたところ、やさしく、「それは全部剥がして貼っていただくことになります」とお答えいただきまして、ありがとうございました。
おそらく劣化した壁紙がどんなかよくおわかりになっていて、それでいて、「それは紙ではありません」などとおっしゃらずにいて下さったのだと思います。その優しさに励まされて、8時間のはがし作業に耐えられたのだと思います。
それにくらべて、新しい壁紙をはることの、なんとあっけなく、楽しかったことか…。
次は面積の小さいお風呂場の脱衣所の張替をやってみようかとも思いますが、古い壁紙はがしの大変さを思うと、ちょっとためらってしまう気持ちもあります。
今度のは、ファブリック調の少し厚めの壁紙なので、もう少し楽にはがせるのではないかと期待しているのですが…。
またよろしくご指導のほどお願いします。
張り替えお疲れ様でした。 張り替えの模様を丁寧にレポートしてくださってありがとうございます。 画像もたくさん送って頂いて全部載せられなくてごめんなさい! 古い壁紙を剥がすのに大変苦労されたようすが伝わってきました。 AFTER画像は青空の壁紙がとても明るくて気持ちの良い部屋になりましたね! ぜひ脱衣所もチャレンジしてみてください! (新井)